ひとりじゃないから

フィールドワーク

火

登山

焼き板

ボランティア

 気付けば、もうすぐ夏休みです。もうひと月近くたってしまいましたが、6月24日(月)~6月26日(水)の2泊3日で、パワフルな5年生と舘岩自然の教室に参加してきました。天気が少し心配でしたが、3日間とも雨の中活動するということはなく、予定通り、自然と触れ合い、友達と関わり、笑顔がいっぱいの3日間になりました。

 さいたま市とは違う緑がいっぱいの環境。思ったよりも暑かったですが、吹く風は涼しくて気持ちよかったです。到着してから、子ども達は、仲間とともにフィールドワークで自然に親しみながら、問題を解いていました。夜には、楽しみにしていたキャンプファイヤー。火が煌々と燃えあがる中、ゲームをしたり、踊りを楽しんだりしました。みんなで、手をつなぐと、炎のせいだけでなく、こころもほんわかとあたたかくなりました。

 2日目は、前山登山からのスタート。登山は思っているよりもつらく、私はあきらめたくなりました。でも、みんなで登るとなぜか頑張れる。子ども達も、大変そうな様子を見せながらも、しっかりと頂上までたどり着きました。流れる汗が気持ちいい。「ヤッホー」の山びこもよく聞こえました。自然ってすごい。自然って偉大。下山した後は、川魚さばきです。川魚さばきは、生きたまま気絶させてさばくので、戸惑う子ども達も多くいました。中には、泣いてしまう子も…。泣きながら、一生懸命さばく友達をそっと気遣う姿が見られました。「大丈夫?」「…うん。」そんなやり取りにも、胸がキュンとしてしまいました。「命をいただく」という意味を考える大切な時間になったと思います。川魚は、とてもおいしかったです。

 3日目は、お世話になった自然の教室へのボランティア活動をしました。花の苗を植えました。3日目ともなると、子ども達も自分たちで活動することの意味を考えて、自主的に活動に取り組む姿が立派でした。

 「舘岩自然の教室」は、小学校生活の中で一番に心に残るといっても過言ではない3日間を過ごします。楽しいだけではありません。大変なことも、たくさんあります。家の人と離れる寂しさをかみしめる3日間でもありました。

それでも…。乗り越えられるのは、「ひとりじゃないから。」

 子ども達には、仲間がいます。教員も仲間がいます。自然の教室の所員さんもいます。ひとりだったら途方に暮れてしまうようなことも、みんながいればできてしまう!!!学校って、そういう場所なんではないかと感じます。毎日でなくとも、いざという時に助け合える。

 心から思うことは、みんなで気持ちを一つにした自然の教室になったということです。ひとりの時もいいけれど、「ひとりじゃないから」こそ、いい時もあるのです。

 

  • 2024年07月17日 19:50

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