校長挨拶
「この指とまれ」
本校は、平成3年4月に当時の浦和市立常盤小学校から分離独立し、今年度で開校35年目の節目の年を迎えます。
令和7年度は、328名の児童、15学級、46名の教職員での出発となりました。
本校では、学校教育目標に
○ 美しさを感じる子
○ よく学ぶ子
○ 元気に運動する子
○ がんばりぬく子
を掲げ、教育活動を行っています。
私は、教員になりたての頃から、子どもたちの教育に対して変わらぬ思いをもち続けています。それは、「私の教え子の幸せが、私の幸せである」という信条です。それは、校長となった今でも変わりません。4月1日の着任時、私は教職員に私の教育信条を語りました。そして、この信条は特別に私だけがもっているものではなく、教職員であれば、誰でも同じ思いをもつことを、その時に確認しました。いいえ、教職員だけではありません。児童一人ひとりも自分の「幸せ」を願い、保護者の皆様、地域の皆様も「子どもの幸せ」を願わない人はいないのです。思いは一つです。
子どもたちの「幸せ」は、学校教育目標の具現化により実現できるものです。「幸せは歩いてこない。だから、歩いていくんだね」と、大昔のヒット曲にあるように、ただ、待っているだけでは、実現は不可能です。学校は、子どもたちが力を付ける場であり、人間関係を築いたり、社会性を身に付けたりする場です。常盤北小学校は、全教職員が力を合わせ、一丸となって取り組んでまいります。そして、保護者の皆様、地域の皆様と手を携え、子どもたちの教育の拠点基地として前進してまいります。
このご挨拶の題は、私が初任者の頃から書き続けた学級通信にちなんでいます。目標達成に向け、「この指とまれ」と差し出した指にみんなが集う、そんな学校づくりを目指します。
令和7年4月
校 長 中田 清人